3次元技術 番外編001

3次元技術 番外編001

発見! 三菱モービルマッピングシステム(MMS)

三菱電機の三菱モービルマッピングシステム高精度GPS移動計測装置(MMS)
を用いて、3次元地図製作の為の道路周辺の計測をしている場面に遭遇。

前方が3Dレーザースキャナ、全方位がLiDARとカメラ、
車輪には位置補正用のエンコーダが付いていますので
全体では、数千万円するシステムです。

このLiDARがどうしても高額になります。
自動運転において「目」の役割を担う
重要なセンサーの一つ「LiDAR(ライダー)」。
その開発を手掛ける代名詞的存在が米シリコンバレーを
本拠地とするVelodyne LiDAR(ベロダイン・ライダー)。

現段階では3次元地図製作の為に使われていますが、
行く行くは自動運転車すべてに搭載されます。

このシステム全部で数千万円するものを
スーパーレンズとフォトグラメトリー、
そしてVSLAMを使って10万円以下で実現しようと
しているのが、デジタルハンズ社です。
低価格化で社会貢献出来るように、
世界を相手に戦っています。

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Photogrametry, VSLAM, Super Renz, AutoDriving-004

Photogrametry, VSLAM, Super Renz, AutoDriving-004

(3次元技術 第4回目)

引き続き、清水社長からのメッセージを
お届けいたします。
1.スーパーレンズシートと
2.スマホカメラのレンズ代替に関する説明です。

1.スーパーレンズシートと単純集光レンズ
を組み合わせた専用ハイブリッドレンズ

現在実現できているメタマテリアル構造は、
中心穴サイズが大きく、微細星形の数が少ない。

そのため、完全なレンズレスカメラとしては解像力が低く、
既存のレンズ付きカメラにスーパーレンズシートを装着して
集光能力を補い、実証実験を行っています。

専用レンズを搭載したハイブリッドレンズでの
フォトグラメトリー、VSLAM実証実験を計画しています。

VSLAM技術を活用した自動運転用ダイナミックマップ 作成は、
ベンチャー企業のRYAN ROBOTICS SYSTEM株式会社
https://ry:nrobotics.systems
と連携して進めています。

デジタルハンズ はその車載デバイス
(VD-4K、VD-EDGE)の製品開発を進めており、
屋内外の自己位置推定と3Dマップ作成が
安価に可能になるとの期待から、
複数の大企業が興味を示しており、
具体的な実証実験商談を
進めているものが多数あります。

2.スマホのカメラレンズの代替
上記のスーパーレンズシートが完成すれば、
スマホカメラレンズとして代替が可能になる。
方向性としては以下の3つが考えられます。

案1)超解像レンズ
イメージセンサーとしては波長限界を超える画素サイズは
実現できますが、屈折ではレンズ集光できません。
一眼レフ等の高級カメラは画素サイズを維持したまま
画像センサーサイズを大きくすることで
高解像度化を進めていますが、スペースが限られた
スマホでは高解像度化の限界に達しています。

スーパーレンズは光を横波から縦波に変換するため
可視光波長サイズよりも小さい画素に入射でき、
スマホカメラでの高解像度化を実現できる可能性があります。

案2)広角測距カメラの実現
現在のスマホカメラは上記波長限界により、高解像度化を諦め、
多機能複数カメラ化に舵をきっています。

スーパーレンズは広角かつ歪みレスの特徴を有し、
測距カメラが高精度に実現できます。
測距カメラはTOF方式が採用されていますが、
赤外線照射を伴うため近距離測距しかできません。

スーパーレンズ+写真測量ソフトウェア方式は近接含め
フォーカス合わせなしに動画撮影できるため、
微細なものから大きな構造物まで測距、3D化が可能です。

東大大学院とスマホVSLAMを活用した
視覚障害者ナビの共同研究を行っています。
また、某警備会社とは警備員の屋内測位で
実証実験開始予定です。

案3)スマホでマイクロスコープを実現
すでにマイクロスコープ機能をスーパーレンズシート
で実現しておりますが、
暗いため通常写真撮影との併用ができておりません。
案2の広角測距カメラ+マイクロスコープ機能が
同一スーパーレンズで実現可能であれば、
市場性は大きいと思われます。

簡単に要約すると、最近のスマホにはカメラが片側に3個ついてますが
1個で充分になります。そしてスマホが顕微鏡の役割を果たせるように
なります。これは既に試作品が出来ているので手に取って試せます。

次回は、暗視機能や顕微鏡機能についてです。

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Photogrametry, VSLAM, Super Renz, AutoDriving-003

Photogrametry, VSLAM, Super Renz, AutoDriving-003

(3次元技術 第3回目)

引き続き、清水社長からのメッセージを
お届けいたします。

表現が学者的なので、勝手ながら解説を入れてゆきます。
清水社長は、東京大学大学院のとある研究室に技術指南する
関係が有り、また、成蹊大学理工学部の研究室とも共同開発予定です。

開発したレンズ原型には、以下の特徴があります。
・歪みレスで3次元測位が高精度かつリアルタイム
・広角かつ歪みレスなため、周囲複数カメラ映像合成も
歪みレス(アラウンドビューカメラ)
・レンズレスのためミラー機能を損なわずに
サイド/バックミラー内蔵カメラを実現
・フォーカスレスのため、ガラス、水滴、その他
近接障害物による映像の乱れがない、安定的な認知を実現
・集光しないので太陽光、ライト等の逆光に強い
・歪みレスのため、人間の目の焦点距離映像をデジタル処理
で再現できる(距離感を肉眼に合わせる)
欠点は、
・集光しないので屈折を利用したレンズカメラに対して
現状では暗い(研究開発を進めれば改善できる)

簡単に言い換えますと、
これまでのカメラには必ずガラス製やプラスチック製のレンズが
使われていましたが、極論を言えば、それが不要になる。
不要になるばかりでなく、画像が湾曲したりしない。
更に、全部の焦点が合うのでピンと合わせのフォーカス機能が不要になる。
逆光に強い。
そして、コンタクトレンズに応用できれば遠近全焦点が合う。
欠点については、まだ開発段階なので画像が暗い。
但し、周囲の形状変化で明るさが大きく変化しているので解決できる。

カメラレンズの代替としての性能の説明をしましたが、
次回は、スマホカメラの場合についての説明を致します。

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Photogrametry, VSLAM, Super Renz, AutoDriving-002

Photogrametry, VSLAM, Super Renz, AutoDriving-002

(3次元技術 第2回目)

今回から5回にわたり、清水社長からのメッセージを
お届けいたします。

写真測量の精度向上課題解決時に偶然発見した
「スーパーレンズ原型」の発展的研究について

・写真測量法(フォトグラメトリー)*後述説明、
VSLAM(単眼カメラによる自己位置推定)*後述説明
と周辺マップ作成技術は、自動運転(ロボット)社会
に必要不可欠な技術である。

・上記技術が実運用に至っていない要因は、広角カメラのレンズ歪みを
デジタル技術では除去しきれないことによる

・本課題を解決するため「レンズレスカメラ」の研究開発に着手し、
微小アパーチャーに近接場光を発生させ、
電磁場を励起させる光トランジスター効果を発揮する
単純なメタマテリアル構造を発見しました。

株式会社デジタルハンズ
代表取締役 清水 敏雄

(後述説明)

*写真測量法(フォトグラメトリー)
Photogrammetry(写真測量法) とは、
写真画像から対象物の3次元データを作る方法。

写真測量法の歴史は現代写真技術と同じくらい古く、
起源は19世紀半ばに遡ります。

フォトグラメトリと呼ばれる技術は、
デジタルカメラ等で多面的に撮影した複数のデジタル写真を
コンピュータで画像解析し、
3次元コンピュータグラフィックス等を
得るプロセスを指す言葉として用いられる。

写真測量の最も単純な例として、
写真画像面に平行な平面上に存在する2点間の
距離を求める場合があげられる。

写真画像の縮尺が分かっていれば、画像上の距離を測定し、
実際の距離を縮尺から逆算して求めることができる。
(ウィキペディアから)

*VSLAM(単眼カメラによる自己位置推定)
Visual SLAM(Simultaneous Localization and Mapping)は、
カメラで撮影された映像から3次元情報とカメラの
位置姿勢を同時に推定する技術です。
本技術を利用することで、GPS信号の届かない状況での
ロボットの自律走行などが実現可能となります。

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Photogrametry, VSLAM, Super Renz, AutoDriving-001

Photogrametry, VSLAM, Super Renz, AutoDriving-001

(3次元技術 第1回目)

2012年にヘッドハントで入社した会社では、
その7年前に導入した3次元計測システムの
故障問題で収拾がつかない状態でした。

日本全国に約250店舗を有しそこで計測された
3次元データを生産工場のあるフィリピンに
電送して形状を復元するシステムです。

当時の計測機は半導体レーザー計測方式で暗室が必須で、
機器への微細な振動でカメラ位置が少しでも動くと
キャリブレーション調整が必要となるデリケートな機器でした。

システム全体のリプレイスによる効率化を目指し
結果的に、プロジェクトは大成功しました。

計測機は約250台導入しフィリピンの工場も5台の
マシニングセンターを入れ替えしました。

3次元データ生成システムと業務処理システムも
入れ替えたのでプロジェクト総額は8億円ほどかかりました。

物語はここから始まります。

その会社を退職した私の元に当時の
開発委託会社の社長からお誘いがありました。

2019年現在は、半導体レーザー計測方式から
写真測量法に移り変わる過渡期であり、
写真測量法を支えるソフトウエアの開発が盛んです。

機器自体が高額で壊れやすいな半導体レーザー計測方式
からスマホ撮影で3次元化が可能になる。

この技術を活用した方式を企業に販売したい
ので手伝って欲しいというものです。

その会社は、株式会社デジタルハンズで、
社長の清水さんからの要請です。
WEB公開されていますので、調べると色々出てきます。
http://www.dhands.co.jp/

ここまでの話はありきたりの話です。

清水さんは、自動車の自動運転の為の
3次元地図製作機器を製造販売しています。

これは、ライアンロボティクスシステムズ株式会社の看板で販売しています。
インターネットで参照頂くと詳しく説明が出てきます。

TOP

3次元地図製作の為のカメラ画像には、カメラレンズの歪みの影響が出ます。
もちろん、その歪みはソフトウエアで計算して誤差をリカバリーしますが、
車載カメラが走行しながらの撮影だとリカバリーが追い付かなくなります。

このカメラレンズの歪み対策を清水さんは必死に研究しました。
レンズを外したら画像が映らなくなりました。
ピンホールカメラの原理を応用出来ないかと
様々な材料と大きさを試したところ
不思議な現象に辿り着きました。

遠近同時に焦点が合う映像画像が見れました。
マイクロスコープ機能が見れました。
当ブログは、このスーパーレンズ原型の発展過程を発信して行きます。
狙いは、その内容から皆さんの活用アイデアを募る事です。
次回は清水社長からのメッセージを発信します。

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リッキー 幼虫の飼育

ヘラクレスリッキー幼虫の飼育方法

学 名 Dynastes hercules lichyi
和 名 ヘラクレス リッキー
体 長 オス:60~170mm メス:30~100mm
分 布 ベネズエラ・コロンビア・エクアドル・ペルー・ボリビア
寿 命 幼虫2年、羽化後1~1.5年
飼育温度 18~22℃
日本の冬季は0℃以下になるので、
飼育には、温室が必要です。

成虫の飼育の共通項目は他の種類でも
同じ内容が記載されます。

<幼虫同士の殺し合い対策>

基本的に1頭づつ別々の容器で育てましょう。
幼虫の鋭い牙を見ていると、
戦いに使用するとしか考えられません。
ですから、別々の容器で育てれば
殺しあうことが無いと考えています。

産卵セットから割り出しした時は、
小さな幼虫だったり、まだ卵だったりします。
それぞれの大きさに合わせた容器に収容し、
1週間単位で様子見し、マットや容器を変えます。

<マット飼育>

孵化後は、すごい勢いでマットを食べます。
食後のマットは、コロコロした形になります。
常にたくさんのマットを食することが
出来るように、
新しいマットを補充してください。

あのようなコロコロした幼虫の糞は、
なにか植物の生育に良き影響を
与えるのかもしれません。
植物、昆虫、動物の連鎖の中で、
バクテリアを媒介として、
自然の循環になにかしらの
貢献をしているはずです。

いつか、必ず植物生育への影響を
研究したいと思います。
具体的な有効性が証明できれば、
ブリード副産物として
園芸用に販売出来るようになります。

<特殊マットの模索>

そして、この幼虫の頃のエサである
マットに成虫になった時の大きさや
色や形の秘密があるそうです。

ヘラクレスは成虫の体色が青いものが
好まれる傾向にあります。
WEBでの情報では、
牡蠣殻を砕いて与えると良いと
ありました。

また、スマトラクワガタ飼育において、
サルノコシカケを混ぜると
巨大化に良いとありましたので、
近所を探してサルノコシカケを見つけて、
包丁で細かくしてマットに混合しましたが
マットそのものが全部腐ってしまいました。

やはり一度乾燥させてから砕いて
混合させる方法が良いのかと考えて
今後に試したいと思います。
巨大化出来たら嬉しいですね。

<蛹化段階>

1年を過ぎたあたりから、
段々と生育(体重増加)が
落ち着いてきます。
体色が黄色くなり始めたら蛹化開始です。

オスの場合蛹室が小さいと角が曲がります。
また、容器の隅に蛹室を作られると
狭い蛹室内で角が曲がった羽化になります。

こうした変形防止のために、
人工蛹室にそっと入れて
蛹になるのを待ちます。

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リッキー 産卵セット

ヘラクレスリッキー産卵セット

学 名 Dynastes hercules lichyi
和 名 ヘラクレス リッキー
体 長 オス:60~170mm メス:30~100mm
分 布 ベネズエラ・コロンビア・エクアドル・ペルー・ボリビア
寿 命 幼虫約2年、羽化後約1~1.5年
飼育温度 18~22℃
日本の冬季は0℃以下になるので、
飼育には、温室が必要です

成虫の飼育の共通項目は他の種類でも
同じ内容が記載されます。

<産卵用ケージのセット>

一般的な説明書では、オスとメスを交尾させてから
メスだけを産卵セットに投入して産卵させると
記載されています。

私の場合には、いつ交尾するのかわからないので
オスとメスを産卵セットに同居させていました。
メスが産卵する時にはマットに潜り込むので、
それで良しとしておきました。

産卵用ケージのセットは、
PDFの説明図に書いた通りです。

08 ヘラクレスリッキー産卵セット

メスが底に固く敷き詰めた黒土とマットの
境界に産卵しますので、この形は必須です。
クワガタの場合のように、産卵木は不要です。

この黒土は、ホームセンターで販売しているもので
充分ですが、使用前に熱殺菌をしてください。
私の場合は、古い鍋に入れてガスコンロで
加熱殺菌しました。

ブリード当初は、この殺菌をしなかったので
ゲジゲジなどの変な昆虫が湧いてきました。
ひどい目にあってこそ、殺菌の必要性が
とてもよく理解できます。

それから、この産卵セットは、広葉樹の発酵マットを
使用しますので、コバエやダニなどの温床になります。
どんなに気を付けても、入り込んで来て、
増殖して、ケージの外に逃げ出します。

このコバエは、誰もが嫌うので、対策グッズが
多数販売されています。
粘着シートや捕獲容器などがありますが、
沢山捕れるのですが、それ以上に沢山湧いている
気がしています。

私としては、この産卵セットを、布でくるみました。
100円ショップで、押し入れ収容布ケースを購入し、
コバエが出入りできないように包んでいました。


<幼虫や卵の割り出し>

セットして1か月後くらいに、
産卵した卵が孵化し始めます。
プラスチックケースを使ったので、
底から覗いて見て孵化した幼虫が見えてきたら
取り出ししました。

通説では、卵をメスにつぶされるから
産卵直後に取り出すことを推奨されていますが、
100%の孵化や羽化は無いので、
こうした幼虫の目視確認で進めました。

幼虫や卵を割り出ししたら、
1つづつ別容器に保管しました。
数匹まとめた飼育でも大丈夫そうですが、
喧嘩や殺し合いが十分に予測されるので
別々管理にして、備えました。

この産卵セットから割り出しの工程は、
成虫のメスが死ぬまで繰り返しました。

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リッキー 成虫の飼育

ヘラクレスリッキー成虫の飼育方法

学 名 Dynastes hercules lichyi
和 名 ヘラクレス リッキー
体 長 オス:60~170mm メス:30~100mm
分 布 ベネズエラ・コロンビア・エクアドル・ペルー・ボリビア
寿 命 幼虫約2年、羽化後約1~1.5年
飼育温度 18~22℃
日本の冬季は0℃以下になるので、
飼育には、温室が必要です。

成虫の飼育の共通項目は他の種類でも
同じ内容が記載されます。

<オス、メスの殺し合い対策>

同じ種類の昆虫同士であれば、
種の保存のために、オス、メスが
殺しあうとは思いもよりませんが、
これが違うのです。

普段(産卵の為のペアリング期間以外)は、
オスメスを別々に飼育しましょう。
これは、初めて購入したペアの
コーカサスオオカブトを同居させて
一晩でメスが殺された経験からです。

ヘラクレスは性格が比較的おとなしいですが
気が変わって何をするかわからないと
考える方がより安全と考えています。

<コバエ、ダニ対策>

飼育ケージ内には、
発酵マットを敷く必要はありません。
発酵マットは産卵時と幼虫飼育時だけ使用します。

発酵マットは、コバエやダニが湧きますから
未発酵の針葉樹マットを敷くことをお勧めします。
針葉樹マットを霧吹きで湿らせて使用します。

コバエが湧いたからと言って殺虫剤を
部屋で噴霧すると、昆虫も死滅します。

コバエ対策のグッズが沢山ありますが、
何を使っても決定打に欠けます。

また、昆虫を手に取って見ていると
昆虫の体に小さなダニが付着している
事に気が付きます。

このダニは、昆虫にとっては大きな脅威では
無いらしいのですが、やはり寄生虫は、
無い方が気分的にも良いです。

とあるブリード教本で、
このダニを水道水をかけて除去しましょうと
ありましたので、その通りやったら、
大切なセレベスヒラタクワガタが死にました。
水道水に含まれる消毒の塩素は強力です。

ですから、水道水でのダニ除去はやっては
いけない行為です。
直ぐに死ななくても、大きなダメージを与えます。
交尾しなくなったり、寿命が短くなったり
良いことは全くありません。

針葉樹マットの使用で、このコバエとダニから
解放されます。
この手法は、栃木県大田原市の昆虫ショップで
教えて頂いたやり方です。

更に、ムシがストレスを感じないように
体が埋まる程度の深さのマットと
体が反転してもすぐに戻れるように
木の枝や木の皮を多数配置しましょう。

この木の枝や木の皮も、使用前に必ず
熱湯殺菌を忘れないようにしてください。
必ず小さな虫が着いていると思ってください。

<成虫のエサ>

与える餌エサは、ゼリーよりも
バナナをよく与えました。
スーパーの見切り品で十分です。
バナナが大好物みたいで、
1日中バナナにくっついたまま
をよく見かけました。

このバナナについた状態だと、
背中が白色に変化します。
オスだけです。
メスは変化しません。
ずっと白色になったら高く売れるのでしょう。

このバナナは数日放置するだけで
コバエが湧きます。
恐らく、バナナに付いてきているのだと思います。
ですから、こまめに交換する必要があります。

そして、交尾・産卵及び長寿のために
動物性たんぱく質をエサに混ぜました。
これは、オオクワガタ飼育の
ノウハウからの流用です。

黒糖と少しのトレハロースを
焼酎と水で溶いて煮たてて、
ラードを入れた特性スープです。
ですが、カブトムシ関連には、
あまり人気はありませんでした。

蚊のメスが産卵時に動物性たんぱく質が
必要になり、動物を刺してくるように、
オオクワガタも産卵前には、
ゼリーにラードを入れて与えるということです。
昆虫すべてに共通した現象ではないかと
考えています。

ラード入り特性エサを与えたオスさえも、
その体重が重くなると書かれていたので、
自ら検証する事無く信じました。

その後、様々なカブト・クワガタの産卵セット内で
早期に産卵されて孵化した幼虫が産卵継続中のメス
に食われている光景を何回も見ましたので、
産卵にはなにがしかの強い栄養素が必要である
と考えています。

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アスタコイデスノコギリクワガタ

和名 アスタコイデスノコギリクワガタ
学名 Prosopocoilus astacoides
体長 ♂25~90mm ♀22~35mm
生域 インドシナ半島、スマトラ、マレー半島、
中国、モンゴル、台湾、韓国(済州島)など

産卵セットは、必ず産卵木を使用します。
(クワガタは、カブトと違いマットに産卵しません)
産卵セット
幼虫飼育 発酵マット/菌糸 どちらでも可。
使用容器は850ccの菌糸瓶(プラ製で十分)

成虫飼育は容易です。
日本国産のノコギリクワガタと全く同様に飼育出来ます。
エサは、ゼリーで十分です。

外国産のヒラタクワガタ系統のような
凶暴さが無いので、安心して手に取れます。

成虫の飼育環境としては、
ダニやコバエ対策として、針葉樹マット使用を
お勧めいたします。

日本国産のノコギリクワガタと比較して
綺麗な赤い体色が多く、
メスは薄いオレンジ色をしています。

2003年4月に栃木県さくら市の「さくらまつり」で、
幼虫1ペア1,000円を2ペア購入したのが
ブリードの切っ掛けでした。

日本国産のノコギリクワガタとほぼ同じような特徴で
外国産特有の巨大さや、派手な色合いもないので、
少し魅力に欠ける気がします。

そうした観点から、販売の魅力に欠けてしまうので
ビジネスベースに乗せるのは難しいと考えます。

私は小学生のころから夏になると毎日のように
クワガタ採取に出かけていましたので、
そこで出会ったノコギリクワガタの
海外の親戚のような気がして、
とても身近に感じていました。

私のようなマニアが、思い入れをもって
育て上げる種類のクワガタのような気がしています。
それでも、90mm超の巨大サイズが出来れば
高額販売を狙えると密かに思っています。

カテゴリー: 07 アスタコイデスノコギリクワガタ | コメントする

パプアンキンイロクワガタ

パプアニューギニアを原産地とした
小さなクワガタムシです。

大型カブトムシ(ヘラクレスなど)が
産卵から羽化まで2年かかるのに対し、
大型クワガタムシ(ヒラタクワガタなど)が
その半分の1年程度で羽化するのですが、
このパプキンは更にその半分の半年程度で
羽化まで持ってこれます。

日本産のカブトムシやノコギリクワガタが、
産卵から羽化まで約10か月かかり
成虫期間が僅か3か月程度で
1年がその生涯サイクルですが、
パプキンの生涯サイクルは6か月です。

それだけ回転が速く、
場所もとらず、幼虫飼育用マットの
消費も僅かなことから、ビジネスベースに
乗せやすいと考えています。

産卵セットはクワガタムシ共通スタイルです。
07 産卵セット
クワガタムシは産卵木に産卵します。
カブトムシのようにマットには産卵しません。
ここで紹介しているスタイルでセットすれば
爆発的に増殖します。

また、実際にBIDDERSDオークション販売で
分かったことですが、落札者が意外にも
女性が多かったのです。

巨大なヒラタクワガタ系統を購入する
女性は殆どいませんが、
このパプキンは、可愛らしさゆえに
女性にも広く愛されるクワガタだったのです。

体色が美しく、緑・青・紺色などの
輝く生きる宝石の感じがします。

特に青色系統が珍重され、
価格も比較的高額になります。
♀はかなりの割合でブルーが出現します。
♂は、黄緑色程度で、
正真正銘のブルーには巡り会えていません

オークションでブルー♂が
出品されていますが、
数万円の値がつくので、
とても大枚をはたいてまで
買う気にはなりません。

自分の繁殖の中からブルー♂が
出てくれれば幸いなのですが、
漸く、からだ半分がブルーの♂が生まれ、
種親として頑張ってもらいました。

本来であれば、青色が出やすい
「ゼリー・マット・温湿度・その他添加剤」が
判明出来れば良いのですが、
現在では、さっぱりわからないのです。

この子ども達に対しては、
マットへの添加剤での
比較研究をしました。

ヒラタクワガタ系では、
「サルノコシカケ」を細かく砕いて
マットに添加すると、
大型化が狙えるそうなので、
このパプキンに対しても、
①霊芝の破砕
②カワラタケの粉砕
③無添加
の3条件にてテストをしましたが、
違いが全く出てきませんでした。

その後に、昆虫の成分である
トレハロース使用したブリードで
大失敗をしてしまい、全滅してしまいました。

成虫のエサとなるゼリーにも
添加されて有名なトレハロースですが、
それならば幼虫時代にマットへ添加して
良き影響が出るのではないかと考え
マット添加しました。

初めは、恐る恐る少しづつ添加したマットを
ビン詰めして幼虫を潜らせました。
通常は、幼虫がそのマットを気に入らないと
潜り込んで行かないのですが、
違和感無く潜り込んだので安心して
すべての幼虫をセットしました。

数か月間はなんら問題無く
幼虫は生育していましたが、
蛹化段階で、蛹にならずに溶けました。
全部溶けました。
トレハロースは、パプキン駆除剤でした。

みなさんは、このような失敗はしないでください。
しかし、昆虫の組成成分であるはずの
トレハロースで昆虫自体が崩壊するとは
思いもよらない体験でした。
残ったトレハロースは甘味料として
コーヒーに砂糖代わりに使用していますが、
甘さが弱いのでついつい入れすぎては
下痢を繰り返しています。

知人が林原研究所の社長の知り合いなので
直接に苦情を伝えて欲しいとお願いしましたが
ずっと笑われっぱなしです。

カテゴリー: 06 パプアンキンイロクワガタ | コメントする