ホーペイオオクワガタ

学 名 Dorcus hopei hopei
和 名 ホーペイオオクワガタ
体 長 オス:32~80mm メス:30~50mm
分 布 中国
寿 命 幼虫期間:6ヶ月 – 2年、成虫:2 – 5年
飼育温度 18~22℃

日本国産のオオクワガタとよく似た
ホーペイオオクワガタは、
2亜種に分類されているそうです。

ミトコンドリアDNA解析の結果から、
ホペイオオクワガタから枝分れしたのが
オオクワガタであることが判明しているそうです。

ホペイオオクワガタ・原名亜種 Dorcus hopei hopei
中国(黄河以南)
オスは最大で78mm、メスの体長は不明。

体や大アゴがやや太い。
大型個体では主歯と内歯が重なる。
生育期間がやや短い。

オオクワガタ(ビノデュロサスオオクワガタ) D. h. binodulosus
日本、朝鮮半島、中国北東部。
オスは21 – 85mm、メスは22 – 50mm。
体や大アゴがやや細い。
大型個体でも主歯と内歯は重ならない。
生育期間がやや長い。

クワカブのマニア以外には聞きなれない名前です。
中国産のオオクワガタです。
私の場合は、BIDDERSオークションで、
幼虫を購入して、羽化させて、
ペアリングして、増やして、
幼虫を育てて大型羽化を目指しました。

産卵セットは、クワガタ共通です。

産卵セット

日本のオオクワガタは、野外採取産地の
こだわりがあり、能勢産や九州の○○産など
場所による差別化が進んでいます。

私の場合は、中国の梅花産と言われたものでした。
中国の福建省 梅花が産地のクワガタでした。


このころ、毎月のように中国へ出張していました。
広東省 広州市 番禺区というところです。
毎月最低でも1週間は滞在しました。
目的は中国の外注に委託している加工費の
価格交渉でした。

価格決定権を有するオーナーは香港在住です。
このために彼も毎月香港から来てくれます。
先々の数量計画や支給部材の価格推移などと
作業性向上を算定して価格協議をしていました。
場所は、番禺区の大石村の工業団地内で
DVDプレイヤーのメーカーでもある
VTREC プレシジョンの工場内でした。

但し、治安の問題があるので、ホテルは
街中のシャンジャンホテルでした。
空港は少し離れますが、広州白雲国際空港でした。
私はあちこちで、このホーペイオオクワガタに
関して出会う人たちに聞きましたが、
誰も存在すら知りませんでした。

唯一、街灯に集まる昆虫について
知っているというホテルのメイドさんに
お目にかかれましたが、
「あれは、おいしくない。」と言われました。
さすが中国は足があるものは何でも食べるんですね。

このホーペイオオクワガタは、
羽化後に全部BIDDERSオークションで
売りつくしました。
コレクションするときりが無くなります。

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