セレベスヒラタクワガタ

2001年に、80mm台をペア8,000円で
購入するも、3日で死んでしまった
悔いのあるクワガタです。

ブリードのスタートは、
2005年にBIDDERSオークションで購入した幼虫が
2006年に、3ペア羽化した事から始まりました。
この時は、オスの全長は70mmレベルです。

日本国産のノコギリクワガタを野外で採集すると
50mmから60mmレベルが一般的な大きさです。
ですからこの70mmレベルは、少し迫力あります。
横幅も有りますので、70mmレベルでも満足できます。

出来るだけ大きなサイズを狙いたくて、
70mmレベルは、宇都宮競馬場跡地の
フリーマーケットで売りつくしてしまいました。
当時は、ホームセンターで5000円程度で販売
されていましたので、半額の2500円で売り切りました。

その後に、BIDDERSオークションで、
輸入された野外採取品がかなり安価に
販売されていたので、購入してブリードしました。

学名 Dorcus titanus
和名 セレベスヒラタクワガタ
産地 インドネシア共和国 スラウエシ島
(スラウエシをセレベスと呼称するそうです)
野外採取品 WD オス94mm メス35mm

略図が小さくなってしまうので
ここにPDFを添付します。

セレベス産卵セット

2009年3月12日から5回ほど
「産卵セット→割り出し」を2010年1月29日まで
繰り返し、合計で70頭の幼虫が採れました。

ここから羽化したオスたちは、85mmUPで
90mmにかなり近づいた大きさばかりでした。
98mmレベルであれば、30,000円でWEB販売可能なので
巨大化を狙って、幼虫飼育瓶に、菌糸やマットなど
様々なバリエーションを取り入れましたが、
結果はどれも似たようなものでした。

明らかに結果が違う手法を発見できれば、
このブリードで生計を立てられるかもしれません。

以前にも、どこかでも説明しましたが、
TVで、ヒラタクワガタの巨大化に
サルノコシカケが効果あるとやっていたので
採取したサルノコシカケを包丁で砕いて
マットに混合させたのですが、
マット自体がカビて腐ってしまいダメでした。

外国産クワガタムシのヒラタクワガタ系列は
気性が荒く、幼虫時代からすぐに噛みついてきます。
ですが、このセレベスはその中でも一番
おとなしい種類です。

かなり力を入れたブリードをしていましたが
勤務先で海外赴任(中国東莞市)となった為に
泣く泣く店じまいを余儀なくさせられました。

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