和名 アスタコイデスノコギリクワガタ
学名 Prosopocoilus astacoides
体長 ♂25~90mm ♀22~35mm
生域 インドシナ半島、スマトラ、マレー半島、
中国、モンゴル、台湾、韓国(済州島)など
産卵セットは、必ず産卵木を使用します。
(クワガタは、カブトと違いマットに産卵しません)
産卵セット
幼虫飼育 発酵マット/菌糸 どちらでも可。
使用容器は850ccの菌糸瓶(プラ製で十分)
成虫飼育は容易です。
日本国産のノコギリクワガタと全く同様に飼育出来ます。
エサは、ゼリーで十分です。
外国産のヒラタクワガタ系統のような
凶暴さが無いので、安心して手に取れます。
成虫の飼育環境としては、
ダニやコバエ対策として、針葉樹マット使用を
お勧めいたします。
日本国産のノコギリクワガタと比較して
綺麗な赤い体色が多く、
メスは薄いオレンジ色をしています。
2003年4月に栃木県さくら市の「さくらまつり」で、
幼虫1ペア1,000円を2ペア購入したのが
ブリードの切っ掛けでした。
日本国産のノコギリクワガタとほぼ同じような特徴で
外国産特有の巨大さや、派手な色合いもないので、
少し魅力に欠ける気がします。
そうした観点から、販売の魅力に欠けてしまうので
ビジネスベースに乗せるのは難しいと考えます。
私は小学生のころから夏になると毎日のように
クワガタ採取に出かけていましたので、
そこで出会ったノコギリクワガタの
海外の親戚のような気がして、
とても身近に感じていました。
私のようなマニアが、思い入れをもって
育て上げる種類のクワガタのような気がしています。
それでも、90mm超の巨大サイズが出来れば
高額販売を狙えると密かに思っています。